Q ここ毎年、給与ソフトから厚生年金保険料の保険料率の変更のお知らせが来ている気がします。
保険料は毎年上がっていくのでしょうか。
従業員からは、給与が上がっても保険料も上がる分、結局手取りが減っている気がする!
という問い合わせも受けることもあります。
厚生年金の保険料率は、いったいいつまで上がり続けるのでしょうか?
A 平成29年9月分以降の厚生年金保険料率は、18.3%に固定されることが決まっています。
平成16年の改正によって、毎年 0.354%ずつ引き上げられることが決定しています。
【厚生年金保険料率】
平成16年の改正時点:13.58%
↓
平成29年9月分以降 :18.3%
約5%のアップです。厚生年金保険料率は労使折半ですので、
会社=約2.3%UP、従業員=約2.3%UPの負担となります。
10月支給給与への変更は、厚生年金保険料率の変更だけでなく、
定時決定(算定基礎届の結果)による標準報酬月額の変更時期でもあります。
忘れずに対応しましょう。
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