1映画配給業A社の場合
業務委託の経緯
少数精鋭の会社様で従業員数は3名程度しかおらず常に人手が足りない状況でした。社長のお考えとしては従業員を増やすにしても経理担当者ではなく、営業担当者を増やしたいというお気持ちがあったようです。また会社の中核人材である営業担当者が総務・経理・庶務もすべて引き受けている状況で負荷が大きく、アウトソーシングを考え、「こちら経理部」にご依頼を頂きました。
こちら経理部への委託業務
- 請求書発行
- 給与計算
- 記帳
- 銀行振込
- 独自報告書作成
請求書発行
- 仕事内容
- 得意先への請求書発行から投函
- 作業頻度
- 毎月
- ボリューム
- 少ない月は20件、多い月で100件超の請求書発行。
- Before
- 営業スタッフがExcelで請求書を発行していました。Excelでシート別に綺麗に印刷できるような書式設定をしているため、集計等が困難で売上の一覧等が確認できない状況でした。また請求書の発行漏れの確認等も一枚一枚チェックしなければわからない状況でした。
- Aftre
- 「こちら経理部」のスタッフ2名体制で相互チェックを行いながら請求書発行・投函を行っています。また、請求書のフォーマットはExcelではなく、販売管理ソフトを利用した請求書発行に変更させて頂きました。毎月の売上レポートや請求書発行履歴が容易に確認できるため、発行漏れが防げます。どの得意先へいくらの請求書を発行するかのような事務連絡はチャットワークを利用し、タスク管理を行う事で連絡漏れを防止しています。
独自報告書の作成
- 仕事内容
- 元請先に提出する映画作品の興行収入と配給経費の収支報告書を作成
- 作業頻度
- 月に一度程度(作品の上映時期により重複することも)
- ボリューム
- 報告書1件につき8時間
- Before
- 映画作品が上映されるたび、営業担当者1名が収支報告書を作成していました。上映時期が重複すると、一時期に複数作品分の報告書を作成しなければならず、担当者への負荷が大きく、営業活動に支障をきたしていました。
- Aftre
- 「こちら経理部」は2名体制で収支報告書のDRAFT作成をお手伝いしています。会社の担当者様に最終確認をしていただき、報告書を完成させます。